女性も使える発毛剤「ミノキシジル」を1年飲んだ結果

女性も使える発毛剤「ミノキシジル」を1年飲んだ結果_くま子の自毛植毛ブログ 自毛植毛・ヘアケア

クリニックで処方される発毛剤(育毛剤)、ミノキシジル。

通称「ミノタブ」と呼ばれるミノキシジルの内服薬を管理人くま子が1年間飲んでみた感想をまとめています。

  • 女性だけど薄毛に悩んでいる
  • ミノキシジルってよく聞くけど、実際効果があるのかな?
  • 副作用やデメリットはどうなんだろう?

こんな疑問について、わたしが実際に感じた効果や副作用をありのままお伝えします。

女性の薄毛にお悩みの方、ミノキシジルなどの投薬治療を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

女性も使える発毛剤「ミノキシジル」とは

発毛剤には女性の使用を禁止されている成分(例:プロペシアの主成分であるフィナステリド)もありますが、「ミノキシジル(ミノタブ)」は女性でも使用できる発毛剤。薄毛治療クリニックでもよく処方されるメジャーなお薬です。

ミノキシジルはもともと血圧降下剤として使用されていましたが、多毛症を引き起こすという副作用が多数報告され、頭皮への外用薬として臨床試験が実施されました。

その結果、脱毛症に効果があることが認められ、今では薄毛治療薬として世界中で使用されています。

ミノキシジルには「外用薬」と「内服薬」がある

ミノキシジルには頭皮に塗る「外用薬」服用する「内服薬(通称:ミノタブ)」があります。内服薬は有効成分が血流にのって細胞まで浸透するため、外用薬よりも高い発毛効果を発揮します。

なお、厚生労働省から発毛医薬品として承認されているのは、外用薬である大正製薬の「リアップ」や女性用の発毛剤「リアップリジェンヌ」などがあります。

これらの外用薬はドラッグストアや通販で購入できますが、男性用の発毛剤である「リアップ」や「リアップジェット」は女性の使用を禁止してるのでご注意を。
その理由は、「ミノキシジルの配合濃度が高いから」です。

ミノキシジルの濃度が高ければ高いほど効果も期待できますが、女性が使用できるのはミノキシジル配合濃度が1%までのものが推奨されています。

※アメリカにおいては、2014年2月、女性用ミノキシジル5%製剤(1日1回型治療薬)が承認されていますが、日本ではミノキシジル5%製剤を女性に適用した臨床試験が行われていません。
参考:大正製薬公式HP

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ミノキシジルの効果

ミノキシジルには、以下の2つの働きがあります。
ポイントとしては、ミノキシジルは「育毛剤」ではなく「発毛剤」ということですね。

【ミノキシジルの働き】

  • 血行促進により髪の細胞に栄養を届ける
  • 毛母細胞(毛髪を作る場所)を活性化させて新しい毛を作る

プロペシアとミノキシジルはどう違うの?

育毛剤・発毛剤といえば「プロペシア」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
一見似たようにも思えるプロペシアとミノキシジルですが、両者の違いはその効果にあります。

プロペシアは「脱毛を止め」、ミノキシジルは「発毛を促進」する成分。

男性は併用することもありますが、女性はプロペシアの使用は厳禁です。

なぜなら、副作用として「妊娠・授乳中の女性がプロペシアなどのフィナステリド成分を服用した場合に男児(胎児や乳児)の生殖器の成長に異常をきたす恐れがある」と報告されているから。

また、フィナステリドは経皮吸収(成分を皮膚から吸収すること)をしてしまうため、女性は触れることも避けてください。
お父さんや旦那さんなど、家族で使用されている方は要注意。使用時はもちろん、保管場所もしっかりと分けて管理するようにしましょう。

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ミノキシジル内服薬を1年間飲んだ結果

管理人くま子は自毛植毛経験者。手術後、移植した毛根の定着率を上げるために1年間ミノキシジル内服薬を服用していました。

服用していたのはクリニックで処方してもらった1mgのもので、1回2錠(2mg)を1日1回です。

ミノキシジル内服薬はかなり効果がある

ミノキシジル内服薬は、外用薬と比にならないほど絶大な効果があります。

植毛前はミノキシジルの外用薬を使用しており、外用薬でも抜け毛の減少は感じましたが、触って「おおっ!ボリュームがっ!!」と衝撃を受けたのは内服薬を飲みだしてから。

そしてシャワーやドライヤーのときに明らかに抜け毛が減り、床や排水口の掃除が楽になりました(笑)

ミノキシジル内服薬はいつから効果が出るの?

私の場合は自毛植毛を受けている影響でショックロス(植毛後の一時的な脱毛)と重なりましたが、育毛・発毛の効果を感じたのは2ヵ月後ぐらいからです。

なお、ショックロスがなくても、ミノキシジル服用を始めて最初の1~2ヶ月は一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起きると言われています。

【くま子の場合】

  • 服用1ヵ月後:抜け毛が増えた(初期脱毛&自毛植毛後のショックロス)
  • 服用2ヵ月後:抜け毛が減り、髪の毛が太く密度が濃くなった
  • 服用3ヵ月後:感動するほどモサモサのふっさふさに
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2018/01/25

ミノキシジルの効果は高い!だけど…

ミノキシジル内服薬(ミノタブ)の効果は確かに高いです。ただし、その反面感じたのは「ミノキシジルはやっぱり強い薬なんだな」ということ。

実際、クリニックからは「初回処方時、3ヵ月後、服用中半年ごとに採血を受けるように」と指示がありました。これはもちろん身体に悪影響が出ていないか確認するためですね。

ミノキシジルを服用している方、女性は特に定期健診を必ず受ける必要があります。

ミノキシジルの副作用は?

ミノキシジル服用の際に心配なのは副作用。ミノキシジルを含む内服薬では、下記のような副作用が報告されています。

頭痛、めまい、動悸、息切れ

ミノキシジルには血管拡張作用があり、血圧が低下することで心臓が過剰に血液を供給しようとすることが原因とされています。
服用を続けると徐々に落ち着いてきますが、約半数の方は初期症状としてこれらの副作用を感じることがあります。

顔、手足のむくみ

こちらも血管拡張作用が関係しているとされています。特に顔やアゴ回りにむくみが出やすく、またミノキシジルの含有量が多ければ多いほどむくみやすいとも言われています。

多毛症

多毛症は全身の体毛が濃くなる症状。手足だけでなく、顔や耳などにも症状が見られます。男性は気づかない方も多いですが、女性では症状が顕著にあらわれることが多いです。
(くま子は多毛症がすごすぎて全身脱毛に通い直しました)

赤ら顔

血管拡張作用により毛細血管が開くことが原因とされています。

性欲減退・ED(勃起不全)

ミノキシジルの薬理作用からの理由は不明とされていますが、このような副作用が報告されています。ただし精神面が要因となっている可能性が高いとも考えられています。

血圧低下

もともとは血圧降下剤として使用されていた経緯があることから、低血圧気味の方が服用するのは非常に危険です。また、各臓器への血流量が低下するため、長期間の服用は臓器の機能低下を生じる可能性があります。

多毛症以外のミノキシジル内服薬の副作用の報告は少なく,内服用製剤の添付文書中の市販後調査欄に,胸痛,心拍数増加,動悸,息切れ,呼吸困難,うっ血性心不全,むくみや体重増加などの重大な心血管系障害が生じるとの記載がある.
引用:日本皮膚科学会ガイドライン

わたしが感じたミノキシジルの副作用・デメリット

わたしが最も感じたのは、全身の体毛が濃くなる「多毛症」の副作用です。
腕や脚の毛はもちろん、指や顔、そして耳の産毛までがフサフサ、もさもさに…。

100歩譲って腕は脚は仕方ないとしても、顔(もちろん鼻毛も眉も口ひげも)や耳の毛がもっさりしているのはやはり女性として気になるところ。
毎日剃らないと気になってしまうほど全身の毛が濃くなり、かつて30万円掛けて通った全身脱毛に再び通うはめになりました。

幸いにも多毛症以外の副作用は特に感じませんでしたが、「強い薬を飲み続ける」ということにどうしても不安を感じてしまい…。

ちなみにミノキシジルの外用薬では多毛症を感じなかったので、副作用が気になる方にはまず外用薬から試してみるといいかもしれません。

副作用が気になる方には「漢方治療」という選択肢も

なお、あまり知られていないかもしれませんが、実は薄毛治療には「漢方薬」という選択肢もあります。

ミノキシジルに比べれば効果は穏やかになるものの、長期間服用する場合でも身体への負担が少なく済むのが大きなメリット。

漢方薬は取り扱っているクリニックがあまりないのですが、有名どころだと聖心毛髪再生外来で処方を受けることができます。

ミノキシジルをやめるとどうなるの?

話を戻しますが、ミノキシジルの内服薬(ミノタブ)は、服用をやめると半年~1年ほどでもとの状態に戻っていきます。

いきなり抜け毛が増えるというわけでなく、徐々に徐々に元の状態に戻っていくイメージですね。

くま子の場合は植毛後1年間服用し、今はミノタブの服用はやめて育毛サプリのパントガールに切り替えています。

普段から薬を飲む週間がなく薬を飲み続けることに抵抗があったため、もともと内服薬は自毛植毛後の1年間だけと決めていました。現在は発毛というよりも植えた毛を育毛している状態ですね。

↓現在はこんな感じです。やっとロングになりました。
女性も使える発毛剤「ミノキシジル」を1年飲んだ結果

内服をやめて、副作用の症状は

副作用の多毛症ですが、薬をやめてから半年経つ頃にはほとんど気にならなくなり、脱毛に通うこともなくなりました。

時間とともに多毛症が落ち着くのであれば、わざわざお金を掛けて全身脱毛に通いなおす必要はなかったかな、と今になって思います^^;

ミノキシジルを服用してよかったこと・困ったこと

  • ミノキシジルを服用してよかったこと
    確かに触って違いが分かるほどに髪は増える。植毛の定着率を上げるにはとても効果的だった。
  • ミノキシジルを服用して困ったこと
    全身の多毛症(特に顔まわり)。薬を服用し続けることへの不安。

なお先生に聞いたところ、多毛症以外にも前述した副作用が気になる場合、半年服用 ⇒ 半年空けて ⇒ 再び服用開始、というペースがいいようです。

ミノキシジルは発毛の効果が高い薬ですが、忘れてはいけないのが、その分身体への負担が大きいということ。飲み続けている間は、例え自覚症状がない場合でも身体に何かしらの影響を与えてしまっているんですね。

くま子が自毛植毛を決意したのは、内服薬治療を続ける自信がなかったから。薬を飲み続けなくていいのは、植毛の大きなメリットでもあります。

育毛剤や発毛剤の服用を考えている方は、早く治したいからといきなり内服薬の服用を始めるのではなく、育毛剤 ⇒ 発毛剤(外用薬)⇒ 内服薬など順を追って治療にあたることをおすすめします。

【まずは相談】カウンセリングは無料で受けられる

女性の薄毛問題は人に相談しづらく悩ましいものですが、ミノキシジル以外にも治療方法はたくさんありますし、自分にどの治療が合うのかは診察を受けてみなければ分かりません。

わたしも10年以上薄毛に悩んでいましたが、まさが自分が自毛植毛を受けるとは思ってもみませんでした(笑)

最近は女性のケアに力を入れているクリニックも増えているので、どんな治療法が適しているのか、一度専門のクリニックに相談してみるのがおすすめです。

カウンセリング無料!女性でも通いやすい薄毛治療クリニック

薄毛治療クリニックは自由診療のため、健康保険は適用されません。またカウンセリングも無料のところと有料のところがあります。

私は自毛植毛を受ける前にいくつかのクリニックに通いましたが、無料カウンセリングでも充分丁寧な説明を受けることができました。

詳しくは下記にまとめているので、併せてご覧ください。