【脇ボトックス注射】保険適応と自由診療、安いのはどっち?【徹底比較】

脇ボトックス注射を安く受けられるクリニック【保険適用と自由診療を徹底比較】 ワキ汗・多汗症

脇汗に悩み、自己流ケアで失敗し、今では脇ボトックスを定期的に受けている脇ボト愛好家の森乃です。

制汗剤では抑えきれない、滴り落ちる汗‥。脇汗というのは、汗っかきにしか分からないツラさがありますよね。

私はもともと美容クリニックで働いていましたが、実はボトックス注射は、美容医療業界ではかなりメジャーな治療。

「自由診療って、お高いんでしょ?」と思われがちですが、実はそうでもないのです。

結論から言ってしまうと、調査の結果脇ボトックス注射は自由診療のほうが安い場合もある」ということが分かりました。

この記事では

  • 「保険適応なら3割負担だけど、実際はどっちが安いの?」
  • 「脇ボトックス注射を安く受けられるクリニックが知りたい」

こんな疑問にお答えしています。

脇汗に悩んでいる方、脇ボトを検討している方はぜひ参考にしてみてください(*^_^*)

脇ボトックスの効果とは

脇ボトックスとは、ボトックス注射(ボツリヌス・トキシン製剤)を脇に注入することで脇汗や多汗症を改善する治療です。

ボトックス注射には汗を分泌するための神経伝達物質であるアセチルコリンをブロックする作用があり、気になる箇所に注射することで汗の分泌を抑えることができます。

※ボツリヌス・トキシン注射の代名詞となっている「ボトックス」は、米国アラガン社の登録商標

注射のみの切らない治療なので、「手軽に脇汗を抑えたい」「手術は怖い」という方に適しています。

2012年から脇ボトックス注射が保険適応に!

もともと脇汗の施術に関しては、剪除法(せんじょほう)と呼ばれる切開法のみが保険適応となっていましたが、2012年から脇ボトックス注射も保険適応治療として認められました。

ただし、ボトックス注射の保険が適用されるのは「日常生活に支障をきたすほど重度の多汗症」のみとされています。

また、保険適用となる部位は脇のみで、手のひらや足、額などは保険適用にはなりません。

ボトックス注射の保険適応が通ったのは、「重度の原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)」です。すなわち、ただ単にわき汗が多いというのでは保険適応とならず、一定の基準を満たす患者様に対してボトックス注射が保険適応となったという訳です。
引用:東京高輪病院(重症腋窩多汗症)

脇ボトックス注射を保険適応で受ける場合、費用はいくらになる?

脇ボトックス注射を保険適応で受ける場合は、3割負担で30,000円ぐらいが目安となります。

また、初診料や診察料が別途必要になる場合もあります。

保険適応の患者様で、合計30,000円程度となります。
引用:東京高輪病院(重症腋窩多汗症)

保険適応と自由診療、安いのはどっち?

保険適応となる病院以外に、美容整形外科や美容皮膚科といった自由診療の美容クリニックでもボトックス注射を受けることができます。

「美容クリニック=保険が適用されないので高い」というイメージがあるかもしれませんが、実はクリニックによってはカウンセリング・診察料が無料で治療代のみという場合も多く、保険適応の金額よりも安く受けられることもあります。

脇ボトックス注射を安く受けられるクリニック【保険適用と自由診療を徹底比較】

脇ボトックス注射の料金比較

脇ボトックス注射の料金を「保険適応」「自由診療」で比較してみました。
なお、保険適応になるかは診察してからの判断になるため、必ずしも保険適用で受けられるわけではありません。

脇ボトックスが保険適応になる病院・クリニック

病院/クリニック名 費用 エリア
東京高輪病院 30,000円程度 品川(高輪)
名古屋第二赤十字病院 31,000円程度 名古屋
池袋皮フ科 30,000円程度 池袋

※料金は目安です。保険適用の場合、負担割合等で増減します。

自由診療(保険適応外)で安く受けられるクリニック

クリニック名 料金 エリア
東京美容外科 6,800円
(税込7,480円)
新宿 / 銀座 / 赤坂
湘南美容クリニック 13,828円
(税込15,210円)
新宿 / 銀座 / 新橋 / 渋谷 / 表参道 / 六本木 /
池袋 / 赤坂見附 / 高田馬場 / 品川 / 秋葉原 /
上野 / 西葛西(女性専用) / 蒲田 / 自由が丘 /
二子玉川 / 赤羽 / 立川 / 町田 / 八王子
品川美容外科 25,520円
(税込28,072円)
品川 / 新宿 / 池袋 / 表参道 / 銀座 / 渋谷 /
上野 / 立川
城本クリニック 32,780円
(税込36,058円)
新宿 / 池袋 / 立川

※別途、初診料・再診料がかかる場合があります。また、症状や汗の量により料金が異なる場合があります。
※料金やプラン内容は、2020年5月時点のものです。最新情報はクリニック公式サイトよりご確認ください。

さらに安く脇汗治療を受けるには、ジェネリックという選択も

より安く脇汗治療を受けたい場合には、以下のようなボトックスのジェネリック(後発薬品)を受けるという手もあります。

製造国や会社こそ違いますが、薬剤の成分はどれも「A型ボツリヌス・トキシン」というボトックスと同じ成分であり、FDA(アメリカ食品医薬品局)やKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を受けている信頼性の高い薬剤です。

ちなみに私はボトックスとジェネリック、どちらも受けたことがありますが、ボトックスは多少効果が高い気がしました。

とはいえジェネリックでも4ヶ月~半年ほどは持続するので、年に2回程治療を受ければ快適に過ごせます。

リジェノックス(Regenox)

韓国ヒューゲル社が開発しているボツリヌス・トキシン製剤。
KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を受けており、ボトックスよりも安いことから湘南美容クリニックなど、大手美容クリニックでも好んで使用されています。

ニューロックス(Neuronox)

韓国メディトックス社のボツリヌス・トキシン製剤。
こちらもKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を受けています。ボトックスや他のボツリヌス・トキシン製剤に比べやや効果が弱いという声もありますが、軽~中程度の脇汗・多汗症でしたらニューロックス(Neuronox)でも充分効果を感じることができます。

ゼオミン(Xeomin)

ドイツ・メルツ社のボツリヌス・トキシン製剤。
FDA認可を受けている薬剤です。ゼオミンの最大の特徴は抗体ができにくい(繰り返し受けても効果が下がりにくい)ことで、継続して治療を行いたい方に適しています。

ボトックスをはじめボツリヌス・トキシン製剤は基本「冷凍保存」になるのですが、ゼミオンは常温での保存か可能なため、品質が劣化しないという長所もあります。

 

また、以下はアラガン社のボトックスよりも費用がやや高めとなりますが、美容クリニックでよく使用されている薬剤です。

ディスポート(Dysport)

イギリス・イプセン社のボツリヌス・トキシン製剤。
FDA認可を受けており、ヨーロッパでよく使用されています。薬剤が広がりやすいので、脇など広範囲な部位への治療に適しているというメリットも。

「ボトックスよりも効果が高い」と言われることもあるほど、ひそかに愛用者の多い薬剤です。

脇ボトックス注射を安く受けられるクリニック【保険適用と自由診療を徹底比較】

結論:脇ボトックス注射を安く受けられるクリニックはここ!

以上、脇ボトックス注射は「自由診療のほうが安い場合もある」ということが分かりました。
下記クリニックは、カウンセリングも無料なので安く受けることができます。

クリニック名 料金 エリア
東京美容外科 6,800円
(税込7,480円)
新宿 / 銀座 / 赤坂
湘南美容クリニック 13,828円
(税込15,210円)
新宿 / 銀座 / 新橋 / 渋谷 / 表参道 / 六本木 /
池袋 / 赤坂見附 / 高田馬場 / 品川 / 秋葉原 /
上野 / 西葛西(女性専用) / 蒲田 / 自由が丘 /
二子玉川 / 赤羽 / 立川 / 町田 / 八王子
品川美容外科 25,520円
(税込28,072円)
品川 / 新宿 / 池袋 / 表参道 / 銀座 / 渋谷 /
上野 / 立川
城本クリニック 32,780円
(税込36,058円)
新宿 / 池袋 / 立川

※別途、初診料・再診料がかかる場合があります。また、症状や汗の量により料金が異なる場合があります。
※料金やプラン内容は、2020年5月時点のものです。最新情報はクリニック公式サイトよりご確認ください。

やっぱり治療メニューを安く提供できるのは大手の魅力。

東京美容外科、湘南美容クリニック、品川美容外科は全国展開しているので、東京や大阪など都市部以外の方でも通院しやすいかと思います(*^ω^*)

脇汗に悩んでいる方、多汗症治療を試してみたい方、とりあえず簡単な治療から始めたい方には脇ボトックスはおすすめです。

また脇ボトックス治療の体験レポも公開しているので、こちらも併せてご覧ください。

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