薄毛や髪の毛の痛みにお悩みの方へ。
シャンプーや紫外線対策、育毛剤を使用している方も多いかと思いますが、そんな「外側からの対策」と一緒に、「内側からの対策」も見直してみませんか。
食事のバランスを整え、髪の毛に良いとされるものを取り入れることで、身体の中からも髪の毛をケアすることが期待できます。
今回は、身体の内側から美髪へと導くためキーワード「ま・ご・わ・や・さ・し・い」に合わせた、それぞれのおすすめ食材をご紹介していきます。
もくじ
「まごわやさしい」とは
「まごわやさしい(孫は優しい)」というのは、栄養バランスのよい食べ物(豆・ゴマ・ワカメ・野菜・魚・しいたけ・イモ)の頭文字をつなげた言葉のこと。
豆は大豆、しいたけはきのこ類を指しています。
なぜ、これらが髪の毛に良いとされているのでしょうか。
ま:豆類(大豆)
- 大豆・納豆・豆腐・あずき・黒豆・油揚げなど
豆類(大豆)は、栄養分が豊富な食べ物です。「畑の肉」と言われるほどタンパク質が豊富で、それ以外にミネラルなどもたくさん含んでいます。
髪の毛はタンパク質でできており、タンパク質が不足してしまうと、健康な髪の毛は育ちません。
タンパク質を効率よく摂取できる大豆は、肉類ほど脂質カロリーがないため、美髪・薄毛予防とダイエットを両立させることができる、優秀な食材です。
ご:ゴマ
- ゴマ・アーモンド・ピーナツ・くるみ・栗・銀杏など
ゴマには、髪や健康な頭皮を作るために有効な「亜鉛・銅・ビタミンE」などが豊富に含まれています。
- 亜鉛:新しい細胞を作るために欠かせない栄養素
- 銅:髪を黒くするメラニン色素の生成にかかわる栄養素
- ビタミンE:頭皮の血行を促進する栄養素
特に、薄毛や白髪予防に効果的とされる黒ゴマがおすすめです。
ゴマ類の栄養成分は、切ったり刻んだり、すりつぶして使うことで、効率よく摂取することができます。
わ:わかめ(海藻類)
- わかめ・海苔・ひじき・昆布・もずく・めかぶなど
海藻類は、カルシウムやミネラルの宝庫です。
昆布・もずく・めかぶなどに含まれるネバネバ成分の「フコイダン」は、髪の毛の成長を促す成長因子の生成を促進します。
また、フコイダンは海苔にも多く含まれており、積極的に摂りたい食材のひとつです。
や:野菜
- ほうれん草・トマト・人参・キャベツなどの、緑黄色野菜・淡色野菜・根菜類
野菜が身体に良いということはご存じですよね。
野菜によって含まれる栄養素は違いますが、どの野菜にもビタミンやミネラルが含まれています。
ビタミンCなどには抗酸化作用もあるため、体内の活性酸素を減らすことができ、髪の毛だけでなく美肌にもよい成分です。
特に、旬の野菜には栄養素が豊富に含まれているため、季節に合わせた旬の野菜を取り入れるのがおすすめです。
さ:魚
- あじ・いわし・サバなどの青魚、鮭など
青魚に多く含まれる「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(エイコサペインタエン酸)」は、頭皮の血行促進に効果が期待できます。
EPAとDHAは血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果があり、生活習慣病の予防にもよくおすすめされていますが、血中の中性脂肪と悪玉コレステロールが減ることで、血流が活発になり、頭皮の血行も促進されるというわけです。
し:しいたけ(きのこ類)
- しいたけ・まいたけ・しめじ・エリンギ・なめこ・マッシュルームなど
きのこ類には、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、免疫機能の向上にも優れています。
また、きのこに含まれる「エルゴチポネイン」という成分には強力な抗酸化作用があり、ビタミンCを多く含むレモンと同じぐらいの活性酸素消去作用があることが報告されています。
低カロリーなきのこは、ダイエットや美容にも嬉しい食材ですね。
い:イモ類
- じゃがいも・さつまいも・山芋・里芋など
髪の99%は、約18種類のアミノ酸が統合してつくられた「ケラチン」というタンパク質からできています。
イモ類は植物性のタンパク質が多く、豆類と同じように髪の毛の原材料を作る働きがあります。
また、イモ類は食物繊維が豊富で、腸内環境の改善にも優れています。
「まごわやさしい」は、髪にも美容にも嬉しい食材
以上、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」のおすすめ食材についてご紹介しました。
美髪だけでなく、健康や美容の観点から見ても有用なものが多く、積極的に取り入れていきたいですね。
美髪を目指す方、薄毛を予防したい方は、頭皮環境や髪の毛のベース作りのために、ぜひ意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。
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