炎症ニキビが落ち着いてくる頃、どうしても気になるのがニキビ跡。もちろんレーザーやピーリングなどは効果的ですが、今回は美容皮フ科に頼らずお金を掛けずにできるケア方法をご紹介します。
特に赤みのあるニキビ跡はセルフケアでも効果が出やすいので、ぜひ試してみてください。
「まずはお金を掛けずにニキビ跡を消したい」「できるだけ自分でニキビ跡をケアしたい」こんな方に向けた記事です。
もくじ
【1】ニキビ跡を消すために何よりも大事なのは睡眠
睡眠は「寝るエステ」と言われるほど美肌づくりに絶大な効果があります。というより、ニキビ跡の改善だけでなく健康的な素肌を目指すなら欠かせないもの。
代謝、老化防止作用のある成長ホルモンは、睡眠中に約70%が分泌されると言われており、たっぷり眠ることで成長ホルモンの分泌が促進され、肌の再生を促します。
ここで大事なのは自分に合った良質な睡眠をとること。必ず8時間睡眠をとらないといけないというわけではなく、自分がぐっすり眠れたと感じる時間がベストです。
寝つきが悪い・睡眠が浅いという方は、寝る前のスマホや昼間のカフェインを控えるなど、起きている時間の過ごし方も見直してみましょう。
【2】ターンオーバーを活性化して古い角質を排出
ターンオーバーとはお肌の新陳代謝、つまり新しく生まれ変わること。よく「ターンオーバーの乱れで肌荒れが‥」などと言われますが、これは肌の代謝がうまくいかず古い角質が蓄積されてしまい、新しい皮膚組織がうまく作られずに荒れてしまった状態です。
ターンオーバーを活性化し表皮層の古い角質が排出されれば、次第にニキビ跡の赤みは目立たなくなっていきます。
なお、ターンオーバーを活性化させるには前述した良質な睡眠が大前提になりますが、それ以外にもビタミンCやトラネキサム酸配合の化粧品を使うのも手。これらは赤みのあるニキビ跡には特に有効です。
- ビタミンC:炎症を抑える成分(抗炎症作用)
- トラネキサム酸:美白効果のある成分
また、肌の代謝を高めるためにビタミンCやビタミンB群、ビタミンEが含まれる食材を積極的に摂ることもおすすめです。
- ビタミンCを豊富に含む食材:ブロッコリー、ピーマン、小松菜、アセロラ、キウイフルーツ、いちご、柑橘類など
- ビタミンB群を豊富に含む食材:豚肉、レバー、納豆、玄米ごはん、うなぎ、ナッツ類など
- ビタミンEを豊富に含む食材:モロヘイヤ、赤ピーマン、アボカド、かぼちゃ、うなぎ、あなご、ナッツ類など
【3】今すぐニキビ跡を消したいときにはメイクでカバー
とにかく今すぐニキビ跡を消したいという場合はメイクでカバーしましょう。
ニキビ跡に使用するコンシーラーは、カバー力の高い硬めテクスチャのものがおすすめ。色はご自分の肌よりワントーン暗めを選ぶのがポイントです。
ニキビ跡のまわりにつけてから指でポンポンと優しく馴染ませるようにしてください。パフを使うよりも指で馴染ませるほうがキレイに仕上がります。
コンシーラーをつける順番は?
ファンデーションのタイプによってコンシーラーを使用する順番が変わります。
- 化粧下地 ⇒ コンシーラー ⇒ パウダーファンデーション
- 化粧下地 ⇒ リキッドファンデーション ⇒ コンシーラー
なお、化粧下地があるのとないのではファンデーションやコンシーラーのノリに大きな差が出ますので必ず使用するようにしましょう。夏は皮脂くずれ防止タイプ、冬はしっとりタイプなど下地を使い分けることで、ニキビ跡もカバーしやすくなったり崩れにくくなったりします。
また、メイクをした後はクレンジングもしっかり行うことが大切です。帰宅したらできるだけ早くメイクを落とすように心掛けてみてください。
お金をかけずにニキビ跡を消す方法【まとめ】
ターンオーバーを促進するためのスキンケアや睡眠を取ることはニキビ跡を消すために有効です。特に赤みのあるニキビ跡はセルフケアでも比較的治りやすいもの。
これらは継続することが大事ですが、ニキビ跡を消すだけでなくニキビを予防する意味でも効果的なので、ぜひ試してみてくださいね。
ただし、真皮層に達してしまった根深いニキビ跡やクレーターのように凹凸になってしまった場合はセルフケアでは完治が難しい場合もあります。
ニキビ跡が重症な場合や繰り返しニキビができてしますう場合は、一度美容皮膚科やニキビ専門のクリニックに相談してみることもおすすめします。
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