美容医療好きが高じて、美容クリニックで働いていた森乃です。
この記事では、脂肪溶解注射「BNLS neo」を受けてみた口コミ&効果をご紹介しています。
- BNLS neoは、本当に効果があるの?
- 痛みや腫れはどのぐらい?
- まぶたや鼻には効果的?
こんな疑問にお答えします。
もくじ
脂肪溶解注射「BNLS neo」とは
脂肪溶解注射というと「BNLS (ビーネヌエルエス)」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
BNLSとは、脂肪溶解注射の一種です。
そして「BNLS neo (ビーネヌエルエス ネオ)」は、BNLSの進化版。
BNLSに脂肪細胞を破壊するという「デオキシコール酸」を新たに配合した薬剤です。
※デオキシコール酸:米国FDAで脂肪溶解効果が認められた医薬成分。
BNLS neoの効果
BNLS neoの主な作用は以下の3つ。
顔と身体、どちらにも同じ薬剤が適用されます。
- 脂肪溶解作用
- リンパ循環作用
- お肌の引き締め作用
小顔注射(BNLS neo)は、植物から抽出した成分を主成分とした脂肪溶解注射です。 脂肪分解作用・肌の引き締め作用・リンパ循環作用という3つの作用により、血流やリンパの流れを改善し、溶かした脂肪や体に溜まっている老廃物の排出を促します。
引用:小顔注射(BNLS)なら湘南美容外科クリニック 西川礼華医師
具体的にどのような効果があるのかというと‥
【効果1】脂肪細胞の約30%を減少させる
BNLS neoは「脂肪細胞の約30%を減少」させることが脂肪細胞反応実験データとして公開されています。
ちなみに「脂肪細胞そのものを減らす」という意味では脂肪吸引と同じですが、脂肪吸引と脂肪溶解注射には、脂肪を除去できる割合に違いがあります。
BNLS neoと脂肪吸引の脂肪除去率の比較
- BNLS neo(脂肪溶解注射):脂肪細胞の約30%を溶解・排出
- 脂肪吸引:機器や手技により差があるが、皮下脂肪の約50~90%を除去
※約90%以上の除去:ベイザー脂肪吸引の場合
劇的な痩身・小顔効果を得る場合には脂肪吸引が手っ取り早いですが、BNLS neoなどの脂肪溶解注射は、「痛みやダウンタイムを軽減しつつ痩せたい方」に適したメニューと言えます。
私は二の腕の脂肪吸引も受けていますが、痛みや内出血が完全に落ち着くまでには2~3ヶ月かかりました。
その間日常生活に支障が出るので、また脂肪吸引を受けるとなるとちょっと覚悟が必要。
特に顔の場合はダウンタイムが気になるので、脂肪溶解注射のほうが手軽で気に入っています。
【効果2】脂肪細胞の「数」を減らす=リバウンドしにくい
BNLS neoはダイエット(食事制限)とは違い、脂肪細胞の「数」を減らす効果があります。
そのためリバウンドしにくいのが特徴のひとつ。
- ダイエット:脂肪細胞の数は変わらず、サイズが小さくなる
- BNLS neo(脂肪溶解注射):脂肪細胞の数が減る
脂肪が多い場合はそれなりの注入量が必要になりますが、「脂肪細胞が減る」というメリットを考えればコスパは悪くないかなと思っています。
これまでの脂肪溶解注射とはどう違うの?
BNLS neoはダウンタイムが少なく、より効果が高いことが特徴です。
従来の脂肪溶解注射はおたふく風邪のような腫れや痛みが1週間~10日程度続くのが難点でしたが、BNLS neoは数時間で薬剤が吸収され、腫れも引いていきます。
私の場合は10cc注入で3~4時間後には膨らみがなくなり、ほぼ元に戻りました。
BNLS neoのデメリット・副作用
私は美容クリニックで働いていましたが、美容外科業界で言われている脂肪溶解注射の主なデメリットは以下の3つです。
脂肪吸引ほど急激な効果が出にくい
前述した通り、脂肪吸引とは一度の治療で除去できる割合が異なります。
そのため、それなりの効果を得るには多めに注入をするか、注射を複数回行う必要があります。
私は少しずつ注入して様子を見たかったので、合計5回以上通いました。
何度も通院するのが難しいという方は、1回に入れる量を少し多めにすると効果が出やすいと思います。
体質によっては効きにくい場合もある
BNLS neoに限らずどの施術にも言えることですが、同じ治療法・注入量でも効果には個人差があります。
ネットでも「効果がない」という口コミは見ますし、実際私のまわりでBNLS neoを受けている友人からも「あんまり効果がなかった」という声を耳にすることはありました。
また、「顔は効果があったけど、二の腕は効果がなかった」など、同じ人でも部位によって効果に差が出る場合もあります。
効果が出にくいケースとしてひとつ考えられるのは、筋肉の多い部位や固太り体質の場合。
BNLS neoはあくまで「脂肪細胞」に作用するため、筋肉が多いと薬剤が反応しにくいことがあるようです。
BNLS neo(脂肪溶解注射)の入れすぎには注意
BNLS neoの副作用としては、腫れ・むくみ・内出血などが挙げられます。
また、クリニックのサイトではあまり解説されていないデメリット、それは「エラが目立つようになる」という可能性があるということ。
一度にたくさん注入すると効果が出やすいというメリットもあるのですが、予想以上に効果が出た場合、脂肪で隠れていたエラの張りが目立つようになってしまったといったケースも見られます。
ただし、もしそうなってしまった場合でも、エラ張りはボトックス注射で改善できますのでご安心を。
こういったリスクを回避するためには、事前に医師とよく相談することが大切です。
予算を無駄に使わないよう、様子を見ながら治療を受けるようにしましょう◎
BNLS neoはいつから効果が出る?【症例写真あり】
BNLS neoは注射後、最短3日で効果を実感できると言われています。
効果のピークは約2週間後と言われているので、再び治療を受ける場合には少なくとも1週間、できれば2週間以上は間隔を空ける必要があります。
私がBNLS neoを実際に受けて感じた効果と口コミ
私が感じたBNLS neoの効果と注射後の経過は以下の通りです。
フェイスライン、アゴ下に10cc注射した場合の経過
- 注射直後:薬剤のふくらみでフェイスラインが四角くなり、マスクが外せない下ぶくれ顔。
- 3~4時間後:ふくらみが減ってほぼ元通りに。注射跡が少し残った状態。
- 4~5日目:なんかむくみが取れてきたかも?内出血が少しあるがコンシーラーでカバーできる程度。
- 1週間後:フェイスラインがスッキリ!内出血は完全に消える。
↓直後の腫れ具合
(口まわり/あご下に10cc、鼻に1cc注入)
まぶた、鼻に各1ccずつ注入した場合
- 注射直後:まぶた⇒3日位号泣したような顔。鼻⇒1cc薬剤全部入らず。少し膨らんだ程度。
- 3~4時間後:ふくらみが減ってほぼ元通りに。注射跡は気にならなかった。
- 1週間後:まぶたは少し軽くなったような‥?鼻は変化分からず。どちらも劇的な効果は感じなかった。
↓直後の腫れ具合(まぶたに1cc注入)
BNLS neoの注入量と経過について
↑BNLS neo(顔/合計36本)の症例写真
ホホ・アゴ下・口まわりの注入量
- 6cc注入:効果は分からず。
- 10cc追加(合計16cc):自分では変化を感じるがまわりからは特に何も言われない。
- 10cc追加(合計26cc):写真で変化が分かるように。
- 10cc追加(合計36cc):友人や家族に「痩せたね!」と言われるようになる。
上記の通り、ホホ・アゴ下・口まわりに合計30cc以上入れていますが、人に「なんか痩せた?」と言われたのは30cc以上入れてからでした。
BNLS neoの効果は1本(1cc)で500円玉ぐらいの範囲と言われているので、効果を実感するには少なくとも10本以上は必要になるかなと思います。
まぶた・小鼻の注入量
- まぶた、小鼻に1ccずつ注入:まぶたは少し軽くなった気もするけど、どちらも大きな変化は分からず‥。
特に小鼻に関しては、私の場合はほとんど変化を感じませんでした。(1ccでは少なかったのかも?)
BNLS neoの痛みや腫れはどのぐらい?
BNLS neoの痛みや腫れについて、実際に施術を受けて感じたことをご紹介します。
BNLS neo注射の痛み
BNLS neoの注射の際には表面麻酔(クリーム麻酔やシート麻酔)を使用します。
表面麻酔で痛みが完全になくなるわけではないのですが、多少マシになるかなという程度。
アイシング(冷却)をしてくれるクリニックもあります。
注射なので痛みはそれなりにありますが、採血のような太い針ではなく極細の注射針を使用するので、チクッとした痛みです。
私は小鼻にもBNLS neoを入れていますが、鼻は特に痛かった‥。
入れたい部位にチクッ、チクッと複数回注射していくのですが、1本(1cc)で大体3~4ヶ所に分けて注入する医師が多かった印象です。
刺すときが痛いので、痛みの回数いうと‥1cc=3~4チクぐらい。
痛みに弱い方は、マイクロカニューレを使用することで注入回数を減らすことができます。
※マイクロカニューレ:先端の丸い針。1つの挿入口から広い範囲に注入できるもの
BNLS neo注射の腫れ・ダウンタイムについて
繰り返しになりますが、直後の腫れはこんな感じです。
従来の脂肪溶解注射に比べて腫れにくくなったとは言え、薬剤を入れた分のふくらみはでます。
直後は人に会えないレベルの悲惨な顔ですが、3~4時間後でほぼ元に戻りました。
ただし人によっては腫れが引くのに1日ぐらい掛かる場合もあるようなので、大事な予定の直前は避けたほうが安心かと思います。
内出血はどの程度?悪化させるNG行為は?
内出血は個人差があるのですが、マイクロカニューレを使用することで痛みだけでなく内出血も防ぐことができます。
マイクロカニューレはオプションとして別料金(3,000~6,000円程度)を設定しているクリニックが多いです。
ちなみに私は内出血はあまり気にしないので、マイクロカニューレは使いません。
医師によっては「マイクロカニューレを使った方が効果が出やすい」と仰る先生もいるのですが、試しにマイクロカニューレで受けてみたところ、確かに痛みは軽減されますが、効果については正直そこまで差は感じませんでした。
予算の都合もあると思うので、マイクロカニューレは必ずしも付ける必要はない、というのが私の感想です。
(個人的にはマイクロカニューレを別料金で付けるならその分薬剤を1本追加したい。笑)
内出血を悪化させるNG行為とは
内出血は血流がよくなると悪化しやすいので、当日は入浴やサウナ、激しい運動、飲酒は控えるようにしましょう。
注意事項についてはクリニックから詳しく説明があると思うので、必ず守るようにしてください◎
また、より早く内出血を抑えたい場合は、当日注入部分を冷やすのがおすすめ。
血管を収縮させることで内出血を抑えることができます。
結論:BNLS neoを受けてよかった!ただし‥
結論から言うと、私はBNLS neo(脂肪溶解注射)を受けてよかったと思っています。
その理由は何と言っても「ダウンタイムなく自然に痩せられる」から。お顔など見える部分は特に、何週間もダウンタイムがあるのは厳しいですよね。
ただし、脂肪吸引ほどの効果は期待しないほうが良いというのも事実。
あまりにも脂肪が多いという場合には、脂肪吸引のほうが効果が出やすかったり、料金が抑えられたりということもあります。
大事なのは医師としっかり相談し、リスクやダウンタイム、料金など納得したうえで施術を受けること。
料金だけ、効果だけで決めてしまわないように気を付けてください。
BNLS neo(脂肪溶解注射)はこんな方におすすめ
- 自然に小顔になりたい
- ダイエットしても丸顔が治らない
- 痩せにくい二重アゴが悩み
- ダウンタイムが少なく、まわりにバレない治療がいい
- 脂肪吸引をするほどではないけど部分やせしたい
- 脂肪吸引に抵抗がある
BNLS neo(脂肪溶解注射)を安く受ける方法
BNLSの料金はクリニックによってかなり差があります。
また、注射代のほかにカウンセリング料金が掛かるクリニックもあるので、事前に必ず確認するようにしましょう。
以下にBNLS neoを安く受けられるクリニックをまとめてみました。
《業界最大手》湘南美容クリニック
湘南美容クリニックは全国に展開している、業界最大手の美容クリニック。
BNLS neoよりもさらに効果の高い、「BNLS アルティメット」が導入されています。
カウンセリングは無料、リーズナブルでメニューが豊富なので、私もよくお世話になっています。
【BNLS neo】
- 5cc:9,675円(税込)
- 10cc:16,000円(税込)
【BNLS アルティメット】★NEW
- 10cc以上 / 1㏄あたり:1,980円(税込)
- 10cc未満 / 1㏄あたり:3,030円(税込)
※初診・再診料、カウンセリング料:無料
※料金は2021年8月時点、最新情報はクリニックページをご覧ください
BNLS neo(脂肪溶解注射)だけでなく脂肪吸引にも力を入れているので、顔痩せ・部分痩せしたい方に一番おすすめのクリニックです。
《インフルエンサーに人気》東京中央美容外科
2014年に開業した東京中央美容外科は、インスタグラマーやYoutuberともコラボするなど、SNSでも何かと話題になっているクリニックです。
- 10cc以上 / 1㏄あたり:1,980円(税込)
- 10cc未満 / 1㏄あたり:2,980円(税込)
※初診・再診料、カウンセリング料:無料
※料金は2021年8月時点、最新情報はクリニックページをご覧ください
《3,000円割引》キレイパスでお得なクーポンGET
キレイパスは、美容医療のチケット購入サイトです。
BNLS neoなどの脂肪溶解注射をはじめ、美容医療のお得なクーポンが勢ぞろい。
私も脂肪溶解注射やシミ取りレーザーなど、様々なメニューで利用しています。
登録時にクーポンコード「jp9ew」を入力すると、紹介割引で3,000円OFFになります。
ぜひ活用してください♪
【BNLS neo】
- 10本:9,800円~(税込)
※料金は2021年8月時点、最新情報は、キレイパスHPにてご確認ください。
※上記画像は参考イメージです。
お顔の脂肪や二重アゴに悩んでいる方は、一度脂肪溶解注射を検討してみてはいかがでしょうか。
顔(ホホ、アゴ下)、まぶた、鼻の体験レポです。